「箸育」箸の持ち方講師 養成講座は、出張講座やワークショップにおいて、子ども達などに向けて正しい箸の持ち方を指導する講師を養成する講座です。
みんなのお箸プロジェクトでは、これまで、箸を使い始めた子どもたちから子どもたちのご両親、保育園や幼稚園の先生、高齢者の方たちなど、世代を超えた幅広い方たちに「箸づくり」のワークショップや「箸の使い方」講座を開催してきました。
そのノウハウをお伝えしつつ、
同じような講座を、今後、全国各地で幅広く開催していける方たちを増やし、
箸の使い方を教えることを通して、失われがちな日本の文化や和の作法の基本などについても伝えていっていただきたいと思います。
2021年4月より 開講します。
参加ご希望の方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。
【講師紹介】
平沼 芳彩 (Housai Hiranuma)
箸文化研究家・礼法講師・箸育プロデューサー
礼法講師としての経験、及び自身の子育て・孫育ての経験から、「マナー教育や食育で基本となるのは毎日の食生活であり、お箸遣いである」との確信を得る。以来、箸文化や箸遣いに関するセミナーや、my箸作りを行うワークショップを多数開催。子どもたちが手にフィットしたものを選べるよう豊富なサイズバリエーションのあるお箸や、加齢・病気・怪我等によって手先が不自由になってもお箸で食事をしたいという方々のためにユニバーサルデザインを採り入れたお箸など、オリジナル箸の開発も手がけている。「日本のすべての子どもたちと、その親たちが、正しい箸遣いを身につけるとともに、自分のお箸を丁寧に選ぶようになってほしい」「すべての日本人に箸文化の素晴らしさを知ってほしい」と願って活動している。
NPO法人みんなのお箸プロジェクト
【基本理念】
お箸を通して日本の食文化と和の心に関する理解を深め、次世代に伝承していきます。
【箸育とは】
平成17年に食育基本法が制定され、食育推進活動は国民的な運動となりましたが、食べ物を身体へ運ぶ「お箸」への関心は低く、小学生の約8割の子供たちが正しくお箸を使うことが出来ないという調査結果もあります。従来、箸使いは各家庭で躾けるものと考えられていましたが、現代では保護者自身も箸が正しく使えない場合も多く、家庭では十分な指導が出来ていないのが現状です。そのような中、若い世代の保護者からは、教育現場(学校)で箸使いを指導してほしいと求める声も上がっていますが、教育現場もまた、箸を正しく使えない教員・保育士が多く、今や箸使いは国民的な問題になっていると言えます。
正しい箸使いを身に着け、お箸について学ぶことは、「食事が食べやすくなる」「食べる姿が美しく見える」だけでなく、「一緒に食事をする方々への気遣い」「礼儀作法やマナー」「自然への畏敬の念」「食べものを育てる人・獲る人や、調理する人への感謝の心」等を身に着け、豊かな人間性をはぐくむことにも繋がっていきます。また、「和の食文化を語れる」「美しい箸遣いで食事が出来る」ということは、これからの国際社会で活躍する日本人としての大切な心得でもあると考えます。
ぜひ、あなたの得意を組み合わせながら、多くの方に伝える機会を創っていっていただきたいです。
箸育アドバイザー
受講資格 | どなたでも |
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受講のゴール | 箸文化との基礎知識を学び、自身の箸使いを見直し、習得後には、身近な人(子供・孫等)への指導が出来るようになります。 |
受講料 | 19,800円(税込み) テキスト・ワークショップ教材・認定料(認定書発行)含む |
講義内容 |
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認定試験 | 筆記試験 |
こんな方へ |
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箸育インストラクター
受講資格 | 箸育アドバイザー講習修了者 |
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受講のゴール | 箸育アドバイザー養成講座で得た箸の知識をより深く学び、箸育インストラクターとして伝える能力とコミュニケーション能力も身につけます。 |
受講料 | 60,500円(税込み) テキスト・ワークショップ教材・認定料(認定書発行)含む |
講義内容 |
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認定試験 | 口述試験(模擬講座) |
こんな方へ |
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箸育指導士
受講資格 | 箸育インストラクター認定者 |
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受講のゴール | 伝統的な箸の持ち方で箸を扱い、季節行事、しきたりも学び、箸育アドバイザーを育成することが出来、箸育講座の認定講師として活躍を目指します。 |
受講料 | 121,000円(税込み) テキスト・ワークショップ教材・認定料(認定書発行)含む |
講義内容 |
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認定試験 | 箸の文化に関する小論文提出 自分なりの仮想講座のプランを作る |
こんな方へ |
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2020年1月より、箸育アドバイザー 養成講座を開催しています。
Zoomによるオンライン開催。
次回の開催案内をご希望の方は、お問い合わせよりご連絡ください。